どうも、浦安ディズニー家族の嫁です(*^^*)
先日、旦那さんから「そういえば、何でディズニーが好きになったの?」と聞かれました。私はうまく言葉にできなかったので、「一言では答えられない」と返しました。
その日はそれで終わりましたが、何となく私の中で言葉にできなかったモヤモヤが残っていました。そこで今回は私がディズニーを好きになった理由について書いていきたいと思います。
子どもの頃のディズニーランド
私の初ディズニーは、まだディズニーランドができて数年のことでした。近所で仲の良い5家族で積み立てして、大型バスを借りて20人ほどで旅行に来ました。
当時小学校1年生だったので、田舎生まれの私にはディズニーランドがかなりの衝撃でした。その時はお祭りの様に人が沢山いて、賑やかで、とってもでっかい遊園地だな~という感想でした。
その後、家族旅行で中2の頃に行き、中3の頃は修学旅行で行きました。また、高3の時に私の上京が決まっており、暫く一緒に旅行できなくなるという事で、もう一度家族で訪れています。
子どもの頃に計4回ディズニーランドに行きましたが、田舎者の私にとって、とってもきらびやかで、わいわい賑やかな楽しい所、でっかい遊園地と言う印象で好きだったのを覚えています。
上京してからのディズニーランド
就職して自分のお金で初めてディズニーランドに行きました。子どもの頃は、好きなアトラクションに乗れるだけ乗るという、まさに遊園地の遊び方だったのが一気に変わり、乗り物よりもディズニーの空間の雰囲気が好きになっていました。
子どもの頃から何かが変わった訳ではないけれど、ただ何となく雰囲気を楽しむようになりました。きっと、社会人になって、体力的にも精神的にも疲れていたからかも知れません。
アトラクションに沢山乗らないという事は、ショーを見たり、サインを貰ったり、グッズを見てみたり、新商品や期間限定商品、期間限定メニューなどを見たりする時間が増えます。また、探しても見つからない時は、近くのキャストに話しかけてみたりすることで、それまでよりもキャストと触れ合う時間が多くなりました。
家族連れでは、大体両親が対応してくれていたのでわからなかったキャストの1人1人の対応が気持ちの良いサービスだと思え、行く度に今日出会ったキャストの中で印象に残ったキャストさんをエピソード付きで、友人と発表しあうと言う、帰り道まで楽しめるゲームをしていたのを思い出しました。
毎月ディズニーランドに行っていましたが、行けない間はFANを買って読んだり、当時は今ほど少なかったディズニー関係の本も買って読むようになりました。
本には、「へ~」って感心する事が沢山書いてありました。万が一ゲストがバルーンを飛ばしてしまったら、新しいのを買い直さなくても同じバルーンが貰えるとか、ジュースやアイス、ポップコーンを落としてこぼしてしまったら、買い直さなくても同じ物が貰える(元の状態に戻して貰える)と書いてありました。
詳しく読んでいくと、ただ大盤振る舞いしている訳ではないことがわかりました。折角買って貰ったバルーンや、ジュース、アイス、ポップコーンなどを、なくしたりこぼしたりしたら、その子供には「昔おねだりしてやっと買って貰ったバルーンを直ぐに飛ばして凄い怒られてショックだった」とか、マイナスの思い出しか残らなくなってしまいます。
そこで、飛ばしたり、こぼしたりした事実は消えなくても、キャストの魔法で元に戻してあげれたら、その子には「昔おねだりしてやっと買って貰ったバルーンを直ぐに飛ばしてショックを受けていたらお兄さん(お姉さん)が同じ物をくれたんだ」と、記憶が残り、辛い思い出ではなくなるのです。
そういう内容の本を読んで、「やっぱりディズニーってすごい!」と思うようになりました。
次にディズニーランドに行った時からは、本で読んだ事を基に、キャストの細かい接客に目を向けて見るようになりました。
小さいお子さんや、車いすの方などには、しゃがんで目線をあわせて話していたり、沢山のお土産の会計をしているゲストのお連れのお子さんが隣で待っている間、退屈しないようにと「何のキャラクターが好き?」とか、ミッキーが好きと言ったお子さんに「ミッキーみた?」とか話しかけながら、商品の会計を同時にして待ってる時間が短く感じる工夫をしている場面等、今までは見過ごしていた事さえ、1つ1つ感心するようになりました。
ポップコーンをこぼした子を目撃したのは、それから数か月してからでした。迷子になるから走らないのと注意をする親御さんを無視して、テンションが上がってしまったお子さんが走って転んで、もののみごとにぶちまけてしまったんです。
紙入りのタイプで当然中身は空っぽです。お子さんは痛いし、ポップコーンがなくなった事で泣き出してしまいました。近くにいた私も「あ~あ」と思った瞬間、同じく見ていた反対側にいたキャストが直ぐに近寄り、まず「お怪我ありませんか?」とお子さんの無事を確認しました。
「すみません。ほうきないですか?」と言う親御さんに対して、「お怪我がなければ大丈夫です!魔法で片付けますので、お気になさらずにこの後も楽しんで下さいね。」とポップコーンが元に戻る魔法のチケットを渡しました。
目の前で一部始終を見て、「本に書いてあったことは本当だった!!」と余計に感動して、自分の事じゃないのに嬉しくて込み上げてくるものがありました。
ディズニーが好き過ぎて・・・
当時サービス業をしていた私は、こんな風に人を笑顔にするサービスをしたいと思って、どんどんのめり込み、好きになっていきました。サービス業の最高峰は、ディズニーだと思えたので、良いところを真似して取り入れたりして、仕事に生かしていきました。でも、会社のしがらみや規則で、どうにもならないもどかしさがありました。
ディズニーが好きという気持ちと、ディズニーの接客サービスを学びたいという気持ちが合わさって、いつしかディズニーランドで働いてみたいという気持ちが芽生えてきました。そして、社会人数年目にディズニーで働く決心をし、浦安に引っ越して、キャストとして働くようになりました。
キャストになってからは毎日が新鮮で、楽しくて、ゲストの笑顔が沢山見られて幸せな気持ちになれました。仕事をしているのに、あんなにも楽しいと思える会社はディズニー以外にはありませんでした。また、キャストとして色々学んだことは私の財産になっています。今は結婚を機に退職していますが、いずれまた働いてみたいと思っています。
まとめ
子どもの頃は、単純に大きな遊園地としてディズニーランドが好きでした。大人になってからはディズニーの雰囲気と接客サービスの素晴らしさに魅かれました。そして、キャストになってからはゲストの笑顔が見られるので、またディズニーが好きになりました。
これが私がディズニーを好きになった理由です。旦那さんから「なぜディズニーが好きになったか」を聞かれてうまく答えられなかったのは、年齢や立場によって好きな理由が移り変わっていったからだと記事を書いていて気づきました。
もし、「あなたはなぜディズニーが好きなのですか?」と聞かれて、すぐに答えられなかった人はディズニーの思い出を振り返ってみてはいかがでしょうか。私のようにその時その時で、好きな理由が違うかもしれません。そして、色んな魅力を持つディズニーの素晴らしさを改めて発見してみてはいかがでしょうか。
それではBon Voyage♪
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